育休中の副業は可能?育児休業給付制度の概要・おすすめの副業3選

チャットレディ「Alice(アリス)」なら日払い・高収入の報酬が可能です。

働き方
育休中の副業は可能?育児休業給付制度の概要・おすすめの副業3選

育休中の副業は可能?育児休業給付制度の概要・おすすめの副業3選

育児休業給付制度は、勤務先を育児によって休業する際に受給できる給付金制度です。育児休業給付制度を利用することで、休業中も一定の収入を確保できます。
しかし、収入や生活への不安から、育休中に副業を行うことも検討している人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、育休中における副業の取り扱いについて解説します。育児休業給付制度の概要やおすすめの副業も紹介するため、育休を取得予定の人はぜひ参考にしてください。

1.育休中の一時手当「育児休業給付金」について

育休中にもらえる一時手当として「育児休業給付金」があります。
給付金の申請手続きをスムーズに進めるためには、事前に育児休業給付金の制度内容やポイントを理解しておくことが重要です。

ここでは、育児休業給付金の受給要件や金額について、詳しく解説します。

1-1.育児休業給付制度の受給要件

育児休業給付制度の受給要件

育児休業給付制度の受給要件は、下記のとおりです。

  • ○ 雇用保険に加入している
  • ○ 子どもが1歳未満
  • ○ 育児休業を開始した日以前の2年間における被保険者期間が12か月以上
  • ○ 育休中に休業前の80%以上にあたる給与が支払われていない
  • ○ 1支給期間における就労日数が10日以下(10日を超える場合は80時間以下)

育児休業給付金を受給するためには、雇用保険の被保険者であることが大前提です。
そのうえで、就業日数や給与についても細かい条件があるため、自分が要件を満たすのか、育児休業開始前に組織の人事や労務担当者に確認するようにしましょう。

なお、転職などにより雇用保険の被保険者期間を満たしていなくても、条件を満たせば転職前の被保険者期間を通算できる場合があります。
少しでも受給の対象となる可能性があれば、組織の担当者や最寄りのハローワークなどに相談しましょう。

1-2.育児休業給付制度で受け取れる金額

育児休業給付制度で受け取れる金額の計算方法は、下記のとおりです。

受給額=休業開始時の賃金日額×支給日数×67%(育休開始から6か月経過後は50%)
※休業開始時の賃金日額=休業開始前6か月間の賃金÷180

実際に数字をあてはめて計算してみましょう。

【例:休業開始時の月給が24万円、支給日数30日の場合】

休業開始時の賃金日額=24万円×6か月÷180=8,000円
受給額=8,000円×30日×67%=160,800円

以上の計算から、休業開始時の月給が24万円・支給日数30日の場合は、160,800円が育児休業給付制度の受給額となります。
事前に金額を把握しておきたい場合は、ぜひ上記の計算式を参考にしてください。

2.育休中に副業をすると育児休業給付金は受け取れる?

育休中の副業については、勤務先が休業中の副業を認めているのであれば問題ありません。
ただし、就業日数が多かったり収入が増えたりすることにより減額、あるいは受給停止となる可能性があります。必ず就業規則や人事担当者に確認しましょう。

育児休業給付金が減額または停止となるケースは、下記のとおりです。

減額の条件 減額の内容
副業収入が賃金月額の13%未満 全額支給
副業収入が賃金月額の13%以上80%未満 (賃金月額×80%)から副業収入分が差し引かれて支給される
副業収入が賃金月額の80%以上 受給停止

出典:厚生労働省「育児休業期間中に就業した場合の育児休業給付金の支給について」

賃金月額

実際に数字をはてはめて計算してみましょう。

【例:賃金月額150,000円の人が、30,000円の副業収入を得た場合】

150,000円×80%=120,000円
受給額=120,000円-30,000円=90,000円

以上の式から、賃金月額150,000円の人が、30,000円の副業収入を得た場合の受給額は、90,000円です。
また、同様の例の場合、副業収入が150,000円の80%にあたる120,000円を超えると受給停止となります。

育休中に副業を行う場合は、収入を想定したうえで育児休業給付金への影響を配慮することが重要です。

3.未経験でもできる!育休中におすすめの副業3選

未経験でもできる!育休中におすすめの副業3選

では、育休中でも手軽にできる副業にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、特別なスキルがなく未経験でも始められる3つの副業を紹介します。いずれも、子育ての合間時間で作業できる在宅ワークです。

それぞれの概要や稼げる金額の目安、おすすめの理由を解説するため、自分に合った副業を見つけるための参考にしてください。

3-1.フリマアプリ

フリマアプリは、不用品やハンドメイド作品をネット上で販売する副業です。
要らなくなったものや趣味で作ったものを販売するため、ネット環境さえ整っていればすぐに始めることができます。

フリマアプリで稼げる金額の目安は、月1万~5万円です。需要が高いものを販売するほど、高収入を得ることができます。
創作系が得意な人であれば、継続的な収入も見込めるでしょう。

3-2.Webライター

Webライターは、個人が運営しているブログやWebサイト、法人のメディアサイトなどで記事を執筆する仕事です。指定されたテーマについてネット上でリサーチしてまとめる仕事が多いため、パソコンさえあれば気軽に始めることができます。

Webライターの収入目安は月3万~10万円です。基本的に1文字や1記事あたりで単価が決まっており、専門性が高い記事ほど高単価の傾向があります。
そのため、これまでの知識や経験を活かせるテーマを見つけることができれば、高収入を狙えるでしょう。

3-3.ブログ運営

ブログ運営は、ブログを立ち上げて広告を貼り、読者がブログ経由で広告を利用することで収入を得る副業です。一度収入を得る仕組みを作ることで、自動的にお金が入ってくる点が魅力と言えます。

ブログ運営による収入はアクセス数に左右されるため、金額の目安は月0円~50万円以上と幅が広いことが特徴です。ただし、ブログは収入が生まれるまでに時間がかかるため、始めてからしばらくは0円が続く可能性もあります。
そのため、長期的な目線で収入を確保したい人におすすめです。

4.育休中の副業に関するよくある質問【Q&A】

育休中の副業は会社が認めていれば問題ないことや、金額によっては育児休業給付金への影響もないことを知り、休業中の副業に前向きになっている人は多いでしょう。

しかし、給与収入以外の収入を得ることは、所得税や住民税などのさまざまな部分に関わります。

最後は、育休中の副業に関するよくある質問について、詳しく回答します。

4-1.確定申告は行わなければなりませんか?

確定申告は、収入額によって行う必要があります。
副業による収入は雑所得に該当するため、年間20万円を超える場合は、確定申告が必要です。

雑所得は、下記の方法で算出します。

雑所得=収入-経費

雑所得の金額が20万円を超える場合、確定申告を行わなければ脱税となる可能性があります。副業による雑所得を確実に算出したうえで、しっかり確定申告しましょう。

4-2.会社にばれずに副業をすることはできますか?

会社にばれずに副業をすることは不可能ではありません。
ただし、副業の収入に対する住民税が会社に通知されることでばれるケースがあります。

住民税の納付方法を「自分で納付する」とすることで通知はきませんが、会社が副業の事実を知らないことで、人事・労務上のトラブルが発生する可能性があるでしょう。

そのため、本業以外の収入がある場合は、会社にきちんと報告することを推奨します。

まとめ

育児休業中は、要件を満たすことで育児休業給付制度の受給が可能です。支給要件や金額、受給停止となるケースなどを確認したうえで、利用を検討しましょう。

休業中であっても会社で許可されていれば副業ができます。
育休中には、当記事で紹介した3つの副業がおすすめです。それぞれの特徴や稼げる金額の目安を参考にしながら、ぜひ自分に合った副業を検討してください。

なお、副業で収入を得た場合は、確定申告が必要となる可能性があります。確定申告の条件をしっかり確認したうえで、忘れず申告するようにしましょう。

関連記事

ご相談はお気軽にアリスにおまかせください!

気になることは遠慮なくお問い合わせください

  • メールでのご応募お問い合わせ
  • LINEでのご応募お問い合わせ

▲ PAGE TOP